クレジットカードのキャッシング機能とは?

クレジットカードにはショッピングで決済する機能だけでなく利便性が高い様々な機能が付加されているのですが、その中でもキャッシング機能とはどのようなサービスなのでしょうか。
このキャッシングとはクレジットカード以外でもよく聞かれる言葉で、消費者金融やサラ金などで現金を借り入れることを指しています。
通常は借入をする際に消費者金融などで会員の申し込みを行うことになり、所定の審査を受けて会員になれば融資を受けることができます。
しかし申し込みに際して急ぎの場合は店舗や自動契約機まで出向く必要があり、手続きに時間が掛かる上に必ずしも審査に通過できるわけではありません。

その一方でクレジットカードの付随されているキャッシング機能を利用する場合には、事前にクレジットカードの審査の段階でキャッシングの審査も通過していますので改めて審査を行う必要が無く、借入を申し込めばスムーズに融資を受けることが可能になります。
申し込みはネットやATMで手続きが行えて、自身の銀行口座に振り込んでもらえたりATMで引き出すことも可能になりますので非常に便利になります。

クレジット機能とキャッシング機能は一見すると似通ったものであり、双方共に借金であると間違って捉えどのような違いがあるか分かりにくいものですが、クレジットの場合はつけ払いで支払いをすることになり、消費者側は利用料金が取られず販売店側から徴収されるため、利用者が負担すべき費用は発生せず支払いは購入代金のみに留まります。
一方でキャッシングの場合はお金を借りる事になりますので、返済する際には元本と共にそれぞれの会社が設定した金利分も支払う事になります。
例えば金利年10%と設定されていれば元本に掛け合わせた分を含めて支払う事になりますので出費が多くなる特徴があるため、基本的に支払いはクレジット機能のほうで済ませておき、キャッシング機能は現金が必要な場合のみ限定して利用した方が負担を軽減することができます。